下図のように、道路のような線形地物(長物)を複数フライトで撮影し、1フライトごと写真測量計算を実施した場合、フライトごとの検証点設定がよくない場合があります(検証点精度 10cm以上)。
これは、1フライト分の撮影画像枚数が少ないこと、また、検証点が撮影領域内部に(地形的な理由により)配置できないことなどに起因します。
改善案として、複数フライトを1つのフライトにすることで、画像枚数、標定点をふやせるので、検証点精度が改善できることが期待できます。
以下、エアロボクラウド上での設定方法を説明します。
撮影状況(フライトプラン、対空標識の配置)

注1)オーバーラップ領域において、設置する標定点は、同一地点を計測する必要があります。
注2)点を固定してはかるには、三脚を使用します。三脚設置方法
注3)エアロボマーカー以外に一般対空標識も適用可能です。
ただしフライトの計測日がかわる場合、同一のエアロボマーカー/同一の一般対空標識を使う必要があります
| フライト1, 2, 3をエアロボマーカー | OK |
| フライト1, 2, 3を一般対空標識 | OK |
| フライト1はエアロボマーカー、 フライト2, 3は一般対空標識 | フライト1とフライト2で同一の対空標識ではないためNG |
エアロボクラウドでの計算方法
写真測量ワークフローに沿って以下の設定を行なってください
1. 画像アップロード
(画像アップロード画面)ここにすべての画像をアップロード

2. 対空標識設定
対空標識としてエアロボマーカーを使った場合。

3. マーカー座標の設定
先に用意したcsvファイルを読み込ませます。

すでに計算済みのフライトごとのダウンロード画面を開いて
測位(一番上のメニュー)> 測位結果(CSV)
をダウンロードしてフライト数分のCSVファイルを1つのCSVファイルを作成します(下記参照).
(例)
1フライト目の測位結果
#id, X', Y', Z'+antenna height
1,100, 100, 100,
2,101, 101, 101,
3,102, 102, 102,
2フライト目の測位結果
#id, X', Y', Z'+antenna height
1, 200, 200, 200,
2, 201, 201, 201,
3, 202, 202, 202,
4, 102, 102, 102
☝️1フライト目と2フライト目を統合した測位結果
#id, X', Y', Z'+antenna height
1 注1,100, 100, 100,
2,101, 101, 101,
3,102, 102, 102, 注2 フライト間で被る座標値のためどちらかを(任意)削除。
4, 200, 200, 200,
5, 201, 201, 201,
6, 202, 202, 202,
注1 #idの値を連番にする
注2 座標値が被る箇所を確認したい場合 対空標識 > 「標定点/検証点編集」画面が参考になります
4. 標定点/検証点設定
複数分フライトの座標値を設定したので検証点にできそうなところを設定します。
以上、計算を開始します。
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