「任意GNSS受信機RINEXファイル」とは、エアロボマーカー以外の任意のGNSS機器により取得したrinex形式の観測ログファイルを意味します。
GNSS機器より、観測ログファイルを RINEX OBS/RINEX NAV 形式で取り出し、エアロボクラウドへアップロードします。
対応するGNSS機器は、日本測量機器工業会(JSIMA)の「アンテナ位相特性データ提供サービス」にて記載されている機器に限られます。
http://www.jsima.or.jp/GPS/main.htm
1. 任意GNSS測量機器観測ログのアップロード
GCP > アップロード > 観測ログ > 任意GNSS受信機RINEXファイル
観測ログファイル(拡張子.19o)、および、関連するGNSS衛星軌道情報ファイル(拡張子.19p or .19n)の2ファイルを一緒にアップロードしてください。(拡張子に含まれる数字は、上の例では"19"、西暦表記の下2桁を指定してください。)
拡張子を除いたファイル名は同一である必要があります。
また、ファイルサイズが32Mbを超える場合、zip圧縮し、拡張子を ".19o.zip"と指定してください(nav ファイルは圧縮する必要はありません).
(例)
xxx.19o → xxx.19o.zip
xxx.19n → xxx.19n (zip 化しない)
2. (オプション)任意GNSS測量機器のPCV補正ファイルのアップロード、および設定
GCP > アップロード > 観測ログ > 任意GNSS受信機PCV補正テーブル
(✴︎) PCV補正は、自動で処理するので、必須ではありません。
PCV補正を手動で行いたい場合、設定してください。
任意GNSS受信機PCV補正テーブル」とは、使用する任意GNSS受信機のPCV補正情報がかかれたファイルを意味します。
1機種ごとに、1補正テーブルで用意し、フォーマットは、
日本測量機器工業会のアンテナ位相特性データ提供サービス(✳︎)にて提供されるファイル形式に準拠するものとします。
(pcv補正テーブルの例)
-----------------------------------------------------------------
AS-GM01 AER AEROBO marker AER ( 1) 19/10/15
-4.6 -2.6 8.5
-2.7 -2.4 -1.8 -1.6 -1.2 -0.5 0.3 1.0 1.8 2.4
2.2 1.5 1.2 1.0 -0.6 -3.4 -5.4 0.0 0.0
0.0 0.0 0.0
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
-----------------------------------------------------------------
(✳︎)日本測量機器工業会(JSIMA)の「アンテナ位相特性データ提供サービス」よりダウンロードし、参照してください。
http://www.jsima.or.jp/GPS/main.htm
3. (オプション)任意GNSS測量機器RINEXファイルとPCV補正テーブルの対応づけ
GCP > アップロード > GPSデータ座標 > 任意GNSS受信機RINEXファイルタブ
(✴︎) PCV補正は、自動で処理するので、必須ではありません。
PCV補正を手動で行いたい場合、設定してください。
前段でアップロードした任意GNSS受信機RINEXファイルと、PCV補正テーブルとを関連づけます。
1. GCP > GPSデータ座標を選択します。
2. 任意GNSS受信機RINEXファイル タブを選択します。
3. PCV選択のプルダウンメニュをクリックし、該当PCV補正テーブルを選択します。(デフォルトは、「なし」)
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