本記事の目的
この記事では、お客様がエアロボクラウドのどのプランをお選びになるのが適当なのかをわかりやすく説明したいと思います。
お客様がどのくらいの頻度でドローン測量・基準点測量を実施するのか、具体的な例を示しながら説明をしたいと思います。
まずはエアロボクラウドの料金プランをお示しし、その次に具体的な利用レベルのイメージを持って頂くように説明します。
エアロボクラウドの料金プラン
基本料金
エントリープラン | ベーシックプラン | アドバンスドプラン | ||||
料金 | 3ヶ月契約 | 年間契約 | 3ヶ月契約 | 年間契約 | 3ヶ月契約 | 年間契約 |
15,000円 / 月 | 13,500円 / 月 | 40,000円 / 月 | 36,000円 / 月 | 70,000円 / 月 | 63,000円 / 月 | |
測位処理 | 1,000円 / 1処理 | 500円 / 1処理 | ||||
画像枚数 | 500枚 / 月 | 2,000枚 / 月 | 4,000枚 / 月 | |||
ストレージ | 1TB | 2TB | 4TB | |||
初期ユーザー数 | 1名 | 5名 | ||||
サポート | オンラインヘルプ | オンラインヘルプ+電話 |
オプション料金一覧
ストレージオプション | 10,000円 / 1TB / 月 |
ユーザーオプション | 500円 / 月 / 人 |
画像枚数追加 | 50円 / 1枚 |
マルチスペクトル処理オプション | 10,000円 / 月 |
電話サポートオプション | 15,000円 / 月 |
各料金プランの利用頻度イメージ
ドローン測量で撮影できる範囲は、飛行高度、オーバーラップ(サイドラップ含む)、およびカメラの画角の3つできまります(下図).
飛行計画(フライトプラン)において、フライトパスを構成するライン1つ1つを「コース」とよんでいます。また、1コース上の画像の重なり(UAV進行方向に対して前後の画像の重なり)をオーバーラップ、隣接するコース間の重なりをサイドラップとよんでいます. 一般的に写真測量では、オーバーラップ率 80%, サイドラップ率 60%の撮影 が推奨されています.
以下、DJIのPhaontom4 Proを例に、ドローン撮影面積と画像枚数について説明します.
例)Phantom4 Proを用いた場合
簡単のため、1ha(100m × 100m)の撮影領域を考えます.
高度35m (地上解像度1.0cm程度, 国土交通省 i-construction基準)では、
オーバラップ 80%, サイドラップ 60% とすると、進行方向撮影間隔 7.56m, 横方向撮影間隔 20.16m (上右図の赤丸の点間隔)なので、1ha内の画像総数は、およそ (100/7.56 × 100/20.16 = ) 70 images.
(補足ですが、撮影間隔(シャッター間隔)をおよそ2.0秒として、撮影時間およそ3分)
高度50m (地上解像度1.5cm程度)では、
オーバラップ 80%, サイドラップ 60% とすると、進行方向撮影間隔 10.80m, 横方向撮影間隔 28.81m なので、1ha内の画像総数は、およそ (100/10.80 × 100/28.81 = ) 40 images.
(飛行時間は、撮影間隔(シャッター間隔)をおよそ2.0秒として、撮影時間およそ2分)
* 画角やオーバーラップに対する進行方向撮影間隔や横方向撮影間隔は、別表を参照のこと.
利用頻度(プラン定額内でできるフライト数の目安)
・典型的な測量現場の撮影面積(1フライトあたり)、および、プラン定額内で実施可能なフライト数、測位料金
(※) 通常の飛行時間をおよそ15分として、飛行時間いっぱいつかって撮影できる撮影領域を想定
(※) 測位料金は、1現場あたり1フライトで完了できるものとして計算
エントリープラン | ベーシックプラン | アドバンスドプラン | ||||
高度35m | 高度50m | 高度35m | 高度50m | 高度35m | 高度50m | |
撮影面積 | 5ha /1フライト | 7ha /1フライト | 5ha /1フライト | 7ha /1フライト | 5ha /1フライト | 7ha /1フライト |
フライト数 | 1 | 1 | 5 | 7 | 11 | 14 |
測位料金 | 1000 | 1000 | 5000 | 7000 | 5500 | 7000 |
(参考)別表: 高度、カメラ画角、オーバーラップ、サイドラップと撮影間隔について
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