PPK写真測量(画像のみ)

変更日 金, 8 11月 で 4:37 午後

利用できるドローン

  • DJI
    • Phantom 4 RTK
    • Mavic 3 Enterprise
    • Matrice 300 / 350 RTK
  • エアロセンス
    • AS-MC03-PPK, AS-MC03-PPKHL


以下、PPK写真測量用サンプルデータ(リンク PPK写真測量用サンプルデータ)を使って、説明します。



0. フライト作成

「新規フライト」をクリックし、フライト作成ダイアログをオープンします.

①「フライト名」に任意のフライト名称を入力します。「フライト名を日時でアップデート」をクリックすると、[現在時刻]がフライト名として設定されます.

② 計算種別から「写真測量計算」をチェックします. さらに、「PPKを使用する」をチェックします.

③「作成」をクリックします.


左メニューから「データ解析ワークフロー」を選択.  または、ドローワー開閉ボタン(図中赤丸)、または、画面上の暗い領域のどこかをクリックし、「作業」メニューを開きます.



1. 基準点設定

基準点を入力します.

「基準点設定」 にて、「電子基準点」をチェックします.

上部バーの「次へ」をクリックします.



2. ローカライゼーション

特にローカライゼーションの必要がなければ、「次へ」をクリックします.


3. 画像設定

「写真のアップロード」をクリックします.  


①【写真のアップロード】にて、写真を選択します

② 写真選択後、「アップロード」をクリックします. 



アップロード完了後、画像のサムネイルが表示されます.
「次へ」をクリックします.



4. PPKパラメータ設定

PPK処理を行うために、ドローンのGNSSレシーバーで取得されたGNSS観測ログファイル(RINEX OBSフォーマット)、および、撮影時刻補正ファイル(MRKフォーマット)が必要となります。これらは、1フライトごとに生成され、通常、画像が格納されたフォルダに格納されています。


「PPK用ドローンのカメラ位置補正とRINEXファイル」>「ファイル選択」をクリックし、RINEX OBS/MRK の2ファイルを必ずペアとして、選択、アップロードしてください.
(または、2ファイルを選択後、該当アップロードエリアにドラッグアンドドロップしてもできます)
また、フライトが複数にわかれている場合、複数フライト分まとめてアップロードすることも可能です。




アップロードが完了すると、「ファイル選択」エリア下部に、アップロードしたファイル名が表示されます.




5. デザイン設定

「対空標識のデザイン」 > 「対空標識を使わない」をチェックします.  

「次へ」をクリックします.


6. 成果物座標系設定

写真測量計算の成果物(点群やオルソ画像)の座標系を設定します.
デフォルトでは、平面直角座標系、日本ジオイドモデル2011が設定されます. (通常は、この設定で問題ありません)

「次へ」をクリックします.




7. 写真測量計算

計算内容が[処理内容]蘭に表示されます. 設定内容にNGがある場合、[チェックステータス]欄が表示されて計算開始できませんので、関係するメニューにもどって、再度設定内容を確認、修正してください.


「処理内容」精度検証をしたい場合、点群やオルソ画像を生成したい場合の設定をすることができます

詳細は下記リンクを参照ください.

(Link) 処理内容について


必要に応じて、[マルチGNSS]、[点群密度オプション]などの計算オプションを設定してください.
計算オプションの詳細については、下記リンクを参照ください.

(Link) 写真測量計算オプションについて

「計算開始」をクリックします.

電子基準点使用時のワーニングがでます.  成果物座標系について、問題なければ、チェックを入れ、「計算開始」をクリックします.



計算中のステータスは、「計算進捗確認」メニューより確認できます. 

① 更新ボタンのクリックより、最新の計算状態に画面を更新します.

② キャンセルボタンのクリックより、計算をキャンセルできます.







以上.











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