エアロボクラウドは、任意のGNSS測量機器で計測した観測ログの測位機能をもっています. したがって、VRS機器のように現場にてマーカー座標値を未取得の場合でも、GNSS観測ログが ありさえすれば、エアロボクラウドのGNSS測位(スタティック測位)計算により、マーカー位置を求め、写真測量の標定点・検証点位置等に利用することができます.
【マーカー座標の設定】にて、設置したGNSS機器種別に応じて、「エアロボマーカーアップロード」あるいは、「任意GNSS受信機RINEXファイルアップロード」をクリックします. (両方を同時に使用することもできます)
1)「エアロボマーカーアップロード」を選択
【エアロボマーカーログアップロード】にて、エアロボマーカーログを選択し、「アップロード」をクリックします.
アップロード完了後、「エアロボマーカーログ(測位計算前)」タブが表示され、マーカーのおよその位置座標(単独測位精度)が、表形式で表示されます.
2)「任意GNSS受信機RINEXファイルアップロード」を選択
【任意GNSS受信機RINEXログアップロード】にて、任意GNSS受信機で観測されたログファイル(RINEX obs/navファイル)を選択し、「アップロード」をクリックします.
※) 観測ログファイルは、汎用ファイルフォーマットである RINEX obs, nav形式のみ対応しています。機器によっては、機器固有のフォーマットで保存されている場合がありますので、機器付属のソフトウェアにより、RINEX obs, navに変換してくだだい
※) RINEX obs, navの2種のファイルをペアとして、同時にアップロードしてください。このとき、ファイルの拡張子は、xxx.23o, xxx.23nのように、RINEX obsについては、測量年度の下2桁+"o(小文字アルファベットのo)"、RINEX navファイルについては、測量年度の下2桁+"n(小文字アルファベットのn)" の拡張子としてください。
RINEX obsファイルについては、ファイルサイズが30Mbyteをこえると、アップロードできませんので、この場合、zip圧縮をおこなったのち、xxx.zip/xxx.23n のペアとしてアップロードしてください
アップロード完了後、「任意GNSS受信機RINEXファイル(測位計算前)」タブが表示され
※) pcvについては、下記のとおり、日本測量機器工業会のアンテナ位相特性データベースに登録された機器であれば、自動で参照するので、設定する必要はありません。
https://www.jsima.or.jp/GPS/main.htm
以上.
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