測位計算(現場基準点を用いる)

変更日 水, 17 4月 で 1:27 午後

0. フライト作成

新規フライト」をクリックし、フライト作成ダイアログをオープンします

①「フライト名」に任意のフライト名称を入力します。「フライト名を日時でアップデート」をクリックすると、[現在時刻]がフライト名として設定されます

② 計算種別から「測位計算」をチェックします

③「作成」をクリックします


左メニューから「データ解析ワークフロー」を選択.  または、ドローワー開閉ボタン(図中赤丸)、または、画面上の暗い領域の任意の場所をクリックし、「作業」メニューを開きます.



1. 基準点設定

「基準点設定」 にて、「 現場基準点」をチェックします

① 基準点の座標系を設定します

② 基準点の成果値を入力します

※) 高さは、基準点成果値を入力してください。エアロボマーカーのアンテナ高や、三脚の高さは含みません.

※) 「アンテナ高」は、エアロボマーカーの場合、基準点からエアロボマーカ上面中心までの高さとして定義されます.
地面に直置きした場合、アンテナ高 = 0.03 (m) 、
三脚を設定した場合、アンテナ高さ = 基準点からエアロボマーカ上面中心までの高さ
を入力してください.
市販の他社GNSS測量機器の場合、お使いの機種のアンテナ高の定義を確認いただき、入力してください.(通常、基準点から機器下面までの高さ)

※) X, Y, Z 値は、緯度経度値(10進表記)または、平面直角座標系での値を指定します.

③「次へ」をクリックします


2. マーカー座標の設定


エアロボクラウドでは、エアロボマーカーを含むGNSS測量機器の観測ログを処理し、マーカー位置を高精度で計測することができます.

くわしくは、下記リンクをご参照ください.


(リンク) マーカー座標設定:マーカー座標にGNSS測量機器のログを使用する(座標値は未取得)


設定後、「次へ」をクリックします.



3. 現場基準点の割り当て

マーカー位置が地図上に表示されています。

 基準点とするマーカーのピンをクリックし、サブメニューの「現場基準点に設定する」を選択し、基準点設定にします. 


設定後、地図上では、黄色アイコンにかわります.

「次へ」をクリックします.





4.  測位処理計算

計算内容が[処理内容]蘭に表示されます.  [チェックステータス]では、設定内容がOKの場合、緑色文字列、NGの場合、赤色文字列として表示されます. 1つでもNG項目があると、計算開始できませんので、関係するメニューにもどって、再度設定内容を確認、修正してください.


必要に応じて、① [短縮スタティック]、②[マルチGNSS] オプションを設定してください.

※) [マルチGNSS]について、デフォルトでは、GPS衛星のみを使って測位処理を行います。通常はGPSのみだけでもfix解がえられますが、設定環境により、GPS衛星数が十分でない場合、fix率が悪い場合は、GLONASSなどの衛星を追加してください。fix解が得られる可能性があります。


「計算開始」をクリックします.

電子基準点使用時のワーニングがでます.  成果物座標系について、問題なければ、チェックを入れ、「計算開始」をクリックします.



計算中のステータスは、「計算進捗確認」メニューより確認できます. 

① 更新ボタンのクリックより、最新の計算状態に画面を更新します.

② キャンセルボタンのクリックより、計算をキャンセルできます.










以上.

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