測位計算

変更日 火, 23 7月 で 10:21 午前

1. エアロボマーカーログのアップロード

GCP>アップロード>観測ログ>エアロボマーカーログ



「GCP」メニューを選択


1. 「アップロード」をクリック

2. 「観測ログ」を クリック

3. 「エアロボマーカーログ(✳︎)」を選択

4. 該当ファイルを選択後、「アップロード」をクリック

(✳︎)エアロボマーカーログとは、エアロボマーカーにより取得した独自フォーマットの観測ログファイル(拡張子 .log)を指します。エアロボマーカーからUSB経由で、取得できます。



2. 現場基準点の設定

GCP>アップロード>観測ログ>現場基準点の設定


1. 「アップロード」>「観測ログ」>「現場基準点の設定」をクリック

2.  現場基準点情報を入力
最初に、現場基準点に設置した「エアロボマーカーログ(✳︎)」を選択。

次に、現場基準点のX, Y,  高さ(標高)、アンテナ高を設定します。

※ 高さは、基準点成果値を入力してください。エアロボマーカーのアンテナ高は含みません。

ここで、アンテナ高は、基準点からエアロボマーカ上面中心までの高さで定義されます。
アンテナ高入力値については、下記表を参照してください。

※ X, Y, Z 値は、緯度経度値(10進表記)または、平面直角座標系での値を指定します。


3. 「設定」をクリックし、入力情報を保存する。




3. 観測時間オーバーラップの確認

GCP>観測ログの計測時間


1. 「観測ログの計測時間」をクリック

2. アップロードしたログの観測時間がバー形式で表示されます。

(✳︎)(重要) 現場基準点に設置したエアロボマーカーの観測時間と、新点に設置したエアロボマーカーの

観測時間は、重なっている必要があります。



4. 計算開始

計算>測位処理>測位処理



「計算」メニューを選択。


1. 「測位処理」タブ > 「測位処理」を選択

2.「計算開始」をクリック

3. 「計算ステータス」が「計算中です。」に切り替わります。

計算終了後に送信される計算完了メールをお待ちください。このとき、ブラウザ画面は閉じても問題ありません。




5. 計算結果の確認

測位結果は、fix率など基線解析の詳細な統計が記述される測位結果詳細(CSV)と、測位結果のみ記述される測位結果(CSV)の2種類があります。


① DOWNLOAD>測位>測位結果詳細(CSV)



  • すべての基線について、標準偏差などの詳細な計算結果を記載しています。
  • 今期値、元期値の両方を記載しています。
    なお、写真測量におけるGCPとしては、元期値を参照します。
  • 高さZ値は、マーカー上面高さとなります。
    ただし、現場基準点測位の場合は、アンテナ高込みの高さを指定する必要があります。
  • fix率が15%未満または、水平方向(X, Y)の残差が3.0cm より大、高さ方向(Z)の残差が10.0cmより大のものをbad判定。
    fix率が15%以上、70%未満 で、かつ、水平方向(X, Y)の残差が3.0cm以下、高さ方向(Z)の残差が10.0cm以下ok判定,
    fix率が70%以上で、かつ、水平方向(X, Y)の残差が3.0cm以下、高さ方向(Z)の残差が10.0cm以下をgood判定.



② DOWNLOAD>測位>測位結果(CSV)


  • 詳細結果において、ok, good判定された観測点のみ記載しています。
  • 高さZ値は、マーカー上面高さとなります。
    ただし、現場基準点測位の場合は、アンテナ高込みの高さを指定する必要があります。
  • 写真測量におけるGCPとして使われます。



6. (オプション)不要なログの削除

GCP>GPSデータ座標

1. GPSデータ座標画面にて、削除したい観測点のチェックボックスをチェックします。

2.「チェックしたファイルを削除」ボタンを選択

3. 「保存」を選択し、変更内容を確定します。




7. (オプション)任意の電子基準点の利用


1. 「アップロード」をクリック

2.「観測ログ」>「電子基準点RINEXファイル」をクリック

国土地理院電子基準点配信サイトより別途取得した任意の電子基準点ファイル(✳︎)を選択。

3. 「アップロード」をクリック。


(✳︎)エアロボクラウドでは、特に指定がない場合、最近傍の電子基準点を自動で検索し、解析に使用しますが、ある特定の電子基準点をつかって解析したい場合、国土地理院の電子基準点配信サイト(https://terras.gsi.go.jp)より、ユーザー様ご自身でダウンロードし、上記画面よりアップロードします。
電子基準点ファイルは、rinexファイルという、GNSS測量機器によらない共通フォーマットで記述され、観測情報ファイル(拡張子 .o.gz)、衛星軌道情報ファイル(拡張子 .n.gz)の2種をアップロードします。対応衛星は、GPSのみとなります。(2022年5月現在)

(✳︎)国土地理院の電子基準点配信サイトを利用するには、アカウント登録が必要となります。登録は、フリーです。




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