対空標識によるドローン写真測量計算(自動割り当てを行う. 測量済みの座標を使う)の操作方法

変更日 Wed, 17 Apr 2024 で 01:25 PM

0. フライト作成

「新規フライト」をクリックし、フライト作成ダイアログをオープンします.

①「フライト名」に任意のフライト名称を入力します。「フライト名を日時でアップデート」をクリックすると、[現在時刻]がフライト名として設定されます.

② 計算種別から「写真測量計算」をチェックします. 

③「作成」をクリックします.


左メニューから「データ解析ワークフロー」を選択.  または、ドローワー開閉ボタン(図中赤丸)、または、画面上の暗い領域の任意の場所をクリックし、「作業」メニューを開きます.


1. 基準点設定

基準点を入力します.

「基準点設定」 にて、「電子基準点」をチェックします.

上部バーの「次へ」をクリックします.



2. ローカライゼーション

特にローカライゼーションの必要がなければ、「次へ」をクリックします.

3. 画像設定

「写真のアップロード」をクリックします.  


①【写真のアップロード】にて、写真を選択します

② 写真選択後、「アップロード」をクリックします. 

アップロード完了後、画像のサムネイルが表示されます.
「次へ」をクリックします.


4. デザイン設定

① 「対空標識のデザイン」 > 「エアロボマーカー」をチェックします.  

② 対空標識の検出方法として、「AIによる自動検出」をチェックします.

「次へ」をクリックします.


5. 座標データ入力

「座標値読込(CSV)」をクリックします. 

平面直角座標系9系を選択し、既知の座標値が記録されたcsvファイルをアップロードします.
csvファイルの形式詳細については、以下のリンクをご参照ください.

(リンク) マーカー座標入力ファイル


設定が完了すると、「ユーザー入力座標」タブに、アップロードしたマーカーの観測点名、X座標、Y座標、Z座標、検証点 が表形式で表示されます.
観測点名は、任意の英数字文字列が使用できます.(設定しなかった場合、MarkerID値が観測点名として使用されます.)

アップロードはしたものの、不要なマーカーについては、右欄の「×」をクリックし、削除します.

また、(以降でも設定できますが)検証点欄にチェックをすると、そのマーカーを検証点として設定します.


「次へ」をクリックします.





6. 標定点/検証点設定

エアロボマーカーが地図上に表示されています。エアロボマーカーログアップロード直後は、すべてのマーカーが[標定点]として設定されています(青色のアイコン).
検証点にしたいマーカーのアイコンをクリックし、サブメニューの「標定点検証点設定」> 「検証点」を選択し、検証点設定にします.



設定後、地図上では、検証点マーカーが、赤色アイコンにかわります.
「次へ」をクリックします.


7. 成果物座標系設定

写真測量計算の成果物(点群やオルソ画像)の座標系を設定します.
デフォルトでは、平面直角座標系、日本ジオイドモデル2011が設定されます. (通常は、この設定で問題ありません)

「次へ」をクリックします.

8. 写真測量計算

計算内容が[処理内容]蘭に表示されます.  [チェックステータス]では、設定内容がOKの場合、緑色文字列、NGの場合、赤色文字列として表示されます. 1つでもNG項目があると、計算開始できませんので、関係するメニューにもどって、再度設定内容を確認、修正してください.



必要に応じて、[マルチGNSS]、[点群密度オプション]などの計算オプションを設定してください.
計算オプションの詳細については、下記リンクを参照ください.

(Link) 写真測量計算オプションについて


計算開始をクリックします.


計算中のステータスは、「計算進捗確認」メニューより確認できます. 

① 更新ボタンのクリックより、最新の計算状態に画面を更新します.

② キャンセルボタンのクリックより、計算をキャンセルできます.





















以上.

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